小瀬村晶

映画『少年と犬』オリジナル・サウンドトラック

通常価格 $21.00

3/20発売予定、予約受付中です。映画も同日全国ロードショー!

小瀬村晶が音楽を手掛けた映画『少年と犬』のオリジナル・サウンドトラックをリリースします。

ノワール小説の旗手として日本の文学界の先頭を走り続ける馳星周が2020年に発表、第163回直木賞を受賞し、現在までに累計発行部数50万部を突破している名作「少年と犬」(文春文庫)を『ラーゲリより愛を込めて』の製作陣が再集結し、映画化した本作『少年と犬』。

音楽を担当した小瀬村晶は、近年のシグネチャーサウンドであるピアノや弦楽器を使ったモダンクラシカルな作風に加えて、大正時代のリードオルガンやアイルランド伝統のイーリアンパイプスなど、特徴的な音色を記号的に取り入れることでこれまでみられなかった新たなアプローチを展開している。また、映画の後半にかけて訪れる変化と呼応するように、デビュー作から通じるピアノアンビエントを下敷きにした揺らぎのある音楽を取り入れるなど、独自の音色と旋律による世界観が映画全体を見護るように包み込み、過酷な運命に立ち向かう人間と犬のかけがえのない絆、長い旅路の先に訪れる奇跡を見事に描いている。

Music Composed, Arranged and Produced by Akira Kosemura

Score Recordists: Akira Kosemura, Shunroku Hitani
Score Mixer: Shunroku Hitani

Recorded at Schole Tokyo, Higashi-Azabu Studio (studio MSR), 54it, Studio Dede
Mixed at 54it, Studio Dede

Music Production Assistants: Koichi Kuriyama, Yuhki Kurihara
Assistant Engineers: Karin Oshima (studio MSR), Ryuto Suzuki, Yo Inoue (Studio Dede)

Akira Kosemura Score Agent: Arbel Bedak (Spectra Creative Agency)

Piano, Rhodes Piano, Reed Organ, Pianica, Xylophone, Synthesizer, Electronics: Akira Kosemura
Violin: Yuna Shinohara, Shuga Hayashi
Viola: Kazuhide Iino
Violoncello: Lisa Gray
Uilleann Pipes: Akio Noguchi
Fretless Bass: Ryoji Orihara
Acoustic Guitar: Muneki Takasaka (Paniyolo)

Music Production: SCHOLE
A&R Chief: Daigo Mizoguchi (NICHION)
A&R: Aya Sasahara, Michael Suwa, Moeka Shirai (NICHION)
Executive Producer: Akira Umimoto

Designer: Shin Kikuchi

Special Thanks to All Staff of 映画『少年と犬』

1985年6月6日東京生まれ。在学中の2007年にソロ・アルバム「It’s On Everything」を豪レーベルより発表後、自身のレーベル「Schole Records」を設立。以降、ソロアルバムをコンスタントに発表しながら、映画やテレビドラマ、ゲーム、舞台、CM音楽の分野で活躍。
主なスコア作品に、瀬々敬久監督による長編映画「ラーゲリより愛を込めて」、河瀨直美監督による長編映画「朝が来る」(カンヌ国際映画祭公式作品【CANNES 2020】選出)、ハリウッドで制作された海外ドラマ「Love Is__」、石田スイ全面プロデュースによるNintendo Switch 用ゲームソフト「ジャックジャンヌ」、TBS系テレビドラマ「中学聖日記」、コンテンポラリーバレエ公演「MANON」、ミラノ万博・日本館展示作品などがあり、米Amazon オリジナル映画「ジョナス・ブラザーズ 復活への旅」や、ヴェネチア映画祭・金獅子賞を受賞したフランス人監督オドレイ・ディワンのデビュー作「Mais vous êtes fous(Losing It)」、東宝映画「思い、思われ、ふり、ふられ」でも楽曲が使用されている。
近年は、国際的なブランドとのコラボレーションが多く、是枝裕和監督が手掛けた SK-II STUDIO のドキュメンタリー「The Center Lane(池江璃花子)」の音楽や、アパレルブランド TAKAHIROMIYASHITATheSoloist. コレクション・ランウェイの音楽、LA MER BLUE HEART、LAND ROVER、L’OCCITANE への楽曲提供、米アーティスト Devendra Banhart との共作など、特定の枠に収まらない独自の活動を展開。
また、Spotify が発表する「海外で最も再生された日本人アーティスト/楽曲 Top10」に2017年、2018年連続でランクインしたほか、米国メディア「Pitchfork」、豪州新聞紙「THE AGE」、フランス公共放送「FIP」、カナダ公共放送「Ici Musique」にてその才能を賞賛されるなど、国内外から注目される作曲家。
2022年より名門デッカ・レコードと契約を結び、EP『Pause (almost equal to) Play』をワールドリリース、ジョン・レジェンドの新作『レジェンド アクトⅠ&Ⅱ』収録の「ジ・アザー・ワンズ feat. ラプソディ」でも自身の楽曲がサンプリング使用されるなど、世界を舞台とした活躍を続けている。
2023年6月30日に、待望となるメジャーデビューアルバム『SEASONS』をデッカ・レコードよりワールドリリース。

「飽きることの無い彼の旋律は果てしなく、他の音楽家と一線を画するものだ」-ピッチフォーク
「ファンタスティックだ」―ジャイルス・ピーターソン
「ピースフルで喚起的な音楽」-ファクト・マガジン